ORTHODONTICS

抜かない矯正歯科

矯正歯科とは

ORTHODONTICS
矯正歯科とは

出っ歯、受け口、でこぼこの歯並びなどの不正咬合や歯並びの乱れを、矯正装置を用いて改善する診療科目です。矯正治療によって歯並びが整うと、見た目に自信をもてるようになるだけでなく、歯磨きがしやすくなって虫歯の発症リスクを抑えられます。また、適切なかみ合わせを実現することで、顎関節への負担を減らせる点も矯正治療を行なうメリットです。
お子さま向けには、顎の成長力を活かした矯正治療をご提供しています。歯並びやかみ合わせが気になる方は、どうぞご相談にいらしてください。

当院の矯正治療の特長

FEATURE

「歯を抜かない」矯正治療をしています

矯正をする際、歯が動くスペースを作る為に上下の第一小臼歯を抜歯するという方法が一般的に行われています。
スペースがないと歯を動かせない、そのために一番簡単な「今ある健康な歯を抜いてそのスペースを使う」のです。
しかしこの方法で矯正治療には危険な側面もあります。まず、健康な歯を抜かなければならない、現在使っている大事な歯を失うということ。
そして、見た目は良くなったとしても「内側」が悪化する可能性があるということです。では、この「内側」とは何かというと、一言で申し上げますと「咬み合わせ(咬合)」です。

「歯を抜かない」矯正治療をしています

抜歯して見た目がよくなっても・・・

見た目がどんなに綺麗に揃ったとしても咬み合わせが悪くなったり、顎の関節に負担がかかり80%以上の方が将来的に顎関節症になる可能性があります。

それ以外にも例えばこういった問題が起きる可能性があります。

  • 咬み合せ位置が低くなり、顔が貧弱に見えてしまう
  • 歯の根が吸収され、歯がグラグラするようになってしまう
  • エラがはってしまう
  • 偏頭痛や肩こりなどの全身症状が出る

せっかく歯並びを綺麗に治しても内面に新たな問題をかかえてしまっては意味がありません。

よくテレビなどでも、咬み合わせが重要だという話は聞かれるのではないでしょうか。歯の見た目だけを考えると、裏では咬み合わせに問題が出てしまうケースがあるんです。

抜歯して見た目がよくなっても・・・

症例

Case

矯正症例1

初診

初診

矯正終了

矯正終了

矯正症例2

初診

初診

矯正終了

矯正終了

矯正症例3

初診

初診

治療後

治療後

バイオブロック症例

初診

初診

矯正終了

矯正終了

バイオブロック症例2

初診

初診

矯正終了後経過

矯正終了後経過

矯正終了

矯正終了

当院の矯正治療メニュー

MENU

表側ワイヤー矯正

歯の表側(唇側)にブラケットという小さな装置を取りつけ、そこにワイヤーを通し、ワイヤーが引っ張る力を利用して歯を移動させていく治療法です。矯正治療のなかで最も歴史が長く、さまざまな歯並びの症例に適用できることが特長です。矯正治療の費用を抑えたい場合にも適しています。
一方で、矯正装置が目立ちやすいほか、丁寧な歯磨きで汚れを落とさないと虫歯や歯周病の発症リスクが高まります。

表側ワイヤー矯正

インビザライン

透明なマウスピース型の矯正装置を約2週間ごとにつけ替えて、徐々に歯を動かしていく治療法です。矯正装置は透明で目立ちにくく、食事や歯磨きなどの際にはご自身で取り外し可能なため、矯正治療で感じるストレスが少ないといえます。また、金属アレルギーの心配もありません。
一方で、1日の装着時間を厳守する必要があること、適用できない症例もあることなどがデメリットといえます。

インビザライン

矯正を始めるのに適した年齢

歯牙年齢にもよりますが、最も矯正に適しているのが高校生から25歳くらいまでです。
中学生以下では永久歯の根が成長しきっておらず、その状態で歯に強い力をかけることはリスクを伴う為、オススメしません。
高校生以上であれば基本的に何歳でも矯正を行う事は出来ますが、25歳くらいまでに始めることで矯正期間もより短く骨格的にもきれいに治ります。
とはいえ、矯正治療に年齢の上限はありませんので、どなたもお気軽にご相談ください。

矯正を始めるのに適した年齢

小児矯正

PEDIATRIC ORTHODONTICS
小児矯正

お子さまの矯正治療では、顎の成長方向を正し、歯列を並べる矯正治療を行うことができます。
歯を直接動かすのではなく、骨格や筋肉から改善を図って永久歯がきれいに並ぶスペースをつくります。
これにより、抜歯をせずにきれいな歯並びと適切なかみ合わせの実現が可能です。
お子さまの歯並びの悪さは、指しゃぶりや舌で歯を押すなどの癖が原因となっているのがほとんどのため、習癖を直すトレーニングも取り入れています。
お子さまの歯並びで気になる点がありましたら、当院にご相談ください。

MFT(口腔筋機能療法)と組み合わせた治療

MFTは、口周りの筋肉や舌の動きを正常に整えることを目的としたトレーニングプログラムです。
指しゃぶり、舌癖、口呼吸などの癖があると、口周りの筋肉が異常な動きをすることで、歯並びやかみ合わせが悪くなっていきます。
MFTによって口周りの筋肉や舌の動きを改善させられれば、歯並びの安定につながります。
当院では、MFTと矯正装置の使用を組み合わせた小児矯正治療をご提供しています。

MFT(口腔筋機能療法)と組み合わせた治療

当院の小児矯正メニュー

MENU
  • プレオルソ

    プレオルソ

    軟らかい素材でできたマウスピース型の矯正装置です。歯を直接動かすのではなく、歯並びに影響を与える口周りの筋肉のバランスや舌の位置などを整えます。
    これによりお口の適切な成長を促し、永久歯がきれいに生えてくるための土台をつくります。

  • バイオブロック

    バイオブロック

    上顎および下顎を前方と側方に拡大させ、成長方向を正す矯正装置です。歯並びが悪いと、水平方向(前方)への顔の成長が不足し、下方に成長していく「ダウングロース」という現象が起こります。
    バイオブロックは、顎だけでなく顔全体の適切な成長を促し、呼吸の改善にもつながります。

矯正治療の流れ

Flow
  1. FLOW

    01

    カウンセリング・検査

    歯並び、かみ合わせに関するお悩みや要望を伺います。不明点やご心配なことがありましたら何でもご質問ください。
    また、現在の口腔内の状態などを記録するために写真を撮影し、歯型の採取、レントゲン撮影、歯科用CT撮影などの検査も実施します。

    カウンセリング・検査
  2. FLOW

    02

    治療計画の説明

    カウンセリング・検査の結果をもとに、患者さまに適した治療法をご提案します。治療期間や費用などについても丁寧にご説明しますので、納得いくまでご検討ください。
    お互いに認識をすり合わせたうえで治療を開始します。

    治療計画の説明
  3. FLOW

    03

    治療開始

    表側矯正の場合、ブラケットとワイヤーを歯に装着し、細部の調整を行なって治療を開始します。
    その後は、基本的に3〜4週間に1回経過を観察し、歯の移動に合わせて矯正装置を調整していきます。

    治療開始
  4. FLOW

    04

    保定・メインテナンス

    歯の移動が完了したら、後戻りを防ぐために一定期間保定装置(リテーナー)をつけていただきます。
    また、歯並びやかみ合わせなどに問題がないかをチェックしていきますので、定期的にメインテナンスにお越しください。

    保定・メインテナンス

よくあるご質問

FAQ

取り外しは可能ですか?

インビザラインは、食事や歯磨きのときには取り外せますが、表側ワイヤー矯正は矯正治療開始から終了までの間、矯正装置を取り外すことができません。
結婚式、出産、受験など、大事なイベントを控えている方は、期間に余裕をもって矯正治療を開始することをおすすめします。

金属アレルギーがあっても治療できる?

矯正装置によっては金属アレルギーのリスクがあります。アレルギーが起こる金属の種類や、症状の程度、歯並びなどから総合的に判断し、矯正治療によって得られるメリットのほうが大きいと判断できれば矯正治療を行ないます。
金属アレルギーを調べるパッチテストもありますので、心配な方はご相談ください。

後戻りはしますか?

歯は元の位置に戻ろうとするため、多少の後戻りが起こるケースもあります。
矯正治療で動かした歯をそのままの位置で固定するため、保定装置を使います。

痛みは出ますか? 食事は普通にとれますか?

個人差があるものの、矯正治療開始1週間ほどは強い痛みが出ることが多いです。その後は徐々に痛みが軽減していき、気にならなくなると思います。
食事に関しては、最初の1週間は軟らかい物だけにしましょう。それ以降は矯正治療前と同じように食事ができます。ただし、おせんべいなどの硬い物は装置の破損につながるため、なるべく控えてください。

抜歯はするの?

状態にもよりますが、上下の親知らずに関しては矯正前に抜歯を行う事が多いです。それ以外の歯を矯正のために抜くことはありません。