こんにちは!黒木です!
あなたは現代の義歯のように吸着するモノが
アメリカで発見されたのは
日本から遅れること約300年出あったことを
知っていますか?
では、アメリカでは吸着する義歯が
発見される前はどのように
落ちてこないか工夫されていたのか
また、どんなモノか、使い心地はなど
気になりませんか?
実は欧米のものは金属で作った入れ歯を
上下に入れて、スプリングの力で
支えていたようです。
そのため、安定感はなく、重さも相当あって
食事はほとんど不可能な
見た目重視の入れ歯でした。
これは機能的ではないので
相当、使い心地は悪そうですし、
何より入れ歯を入れてるのに
食事が難しいなんて、すごくストレスも
大きかったでしょうね。
実はこの入れ歯は
あなたもご存知である
「歴史上の人物が使っていた」という
記録が残っています。
それは
アメリカ合衆国の初代大統領である
“ジョージワシントン”です!
このワシントンの入れ歯は
重さは何と1.3kgもあり、
上下の顎にスプリングで固定されていたので
しっかりと口を閉めていなければ
口から飛び出してしまうモノでした。
彼はこのような入れ歯を使っていたためか
晩年は怒りっぽく、
人に会うのも嫌がっていたそうで
スプリングの力で支える入れ歯の
使い心地は相当悪かったのですね。
そして、ワシントンが亡くなった
翌年の1800年にアメリカの歯科医師により
吸着原理の上の入れ歯が発見され、
それは象牙彫刻をほどこしたモノでした。
日本だけではなく
いろんなところから新しい発想や
違う場所で偶然、同時に同じモノの発見が
あったのですね。
今回のような入れ歯だけでなく、
試行錯誤を何度も何ども繰り返しながら
偶然な発見や発想、技術革新も
各分野でもたくさん出てきて
大きな成果、結果に繋がってきます。
しかし、このような発見は
ただ、何も考えず、偶然を待っていても
そのようなタイミングは訪れることはなく
どうしてもその分野にコツコツと
努力をしている人だけに訪れるのですね。
明日やろう、明後日から始めようでは
自分にも偶然の発見は起きないので
私の専門分野の“歯科”に力を入れて
しっかりと努力を続けていきたいと思います!
黒木。