院長挨拶
太田歯科医院は1960年長野県岡谷市に創立され、1991年11月に医療法人社団至善会を設立して以来数多くの患者さんの健康のお手伝いをしてまいりました。
みなさんご存知でしょうか、実は、近年の歯科医学の進歩は目覚ましいのです。
自分の親の代の常識がひっくりかえっていることは、たくさんあります。
その中で私達は「患者さんにとってベストな歯科治療を行いたい」という想いのもと、それぞれの患者さんとのコミュニケーションを大切にすること、スタッフ一人一人が常にトレーニングを怠らず、誠意を持って接することで信頼関係を築くことを大切にしています。
「気になったことを気軽に相談できて、一緒に解決してくれる。」そんな、永く健康のパートナーとして選ばれるプロフェッショナルを目指しています。
ここ十年来、歯科医師の増加、国の医療費抑制策、医療に対する不審により、日本の歯科業界は氷河期を迎えています。
そのため、これからの歯科業界は大きく2種類の医院に分かれていくでしょう。 それは「本当の医療を誠意を持って提供できる」医院と、そうではなく経営のことしか考えない医院です。
そして最終的には、患者さんは前者の医院を選び、通院されるようになっていくでしょう。私達はこの厳しい時代の中で選ばれる医院になるため、『抜かずに治す』というテーマに沿って“歯科の最後の希望”として今後とも一層の努力を重ねていきます。
ぜひ、お気軽にご相談、お越しください。
一同お待ちしております。
<経歴>
日本大学歯学部卒業
日本大学松戸歯学部講師
<所属学会・団体>
日本小児歯科学会 ORO主宰
“医は仁術”“歯科医は算術?”歯科的高額疑先進医療と保険医療費削減政策医療。過飽和コンビニ保険医と呼ぼう歯科。歯科医療が完全に医療ではなくなってきている。
さらに数年前1月、NHKクローズアップ現代ではインプラントトラブル急増というタイトルで歯科治療の実態として“やらせ”が放映された。よりよい治療として紹介されていた診断(抜歯後インプラントを入れる予定の部位)は“えっ?どこにインプラント入れるの?”というお粗末なものだった。
現在、一般の人たちは歯科医よりメディア、テレビを信じてしまう。医療とすれば問題な映像だが医療でないと考えれば滑稽な一種のバラエティー番組だったかもしれない。勿論歯科を医療と考えるのなら残根C4即抜歯、歯周ポケット8㎜即抜歯、義歯、ブリッジ、インプラント・・・天然の歯よりも人工物の方が優れていると考えることは疑問視するところもある。無難であれば抜歯が一番。抜歯から展開する歯科産業は単純に儲かるかもしれない。
しかし、歯科医療の理論は患者さんの満足する結果と言えるだろうか?もし満足のいくものでなく、歯科医が説得した満足ならば歯科医療の意味があるのだろうか。だからといって患者さんが求める歯科医療は収入に直結しない事が多い。
何が本当に良い事なのか、これからの歯科医療を担う皆さんと一緒に考えてみたいと思います。