予防歯科とは?痛くなる前にそうならない努力を
歯医者というとどうしても「痛くなったから行こう」「腫れてきたから行こう」といったように、悪くなってから来院を考えるものではないでしょうか。
しかし、私たちがおすすめしたいのは「ひどくなる・痛む前に来る」という定期検診のようなご来院です。
いざ虫歯が進んでしまったり、歯周病がひどくなってからだと、どんどん治療の選択肢は狭まってしまいます。どんな病気・疾患でも同じですが、早期発見・早期対処が一番おすすめです。
とは言え、ご自身ではわからない変化も多いですので、定期的にメンテナンスと思ってご来院頂くことをおすすめしております。
そのように、私たちは、ブラッシング指導や歯石取り・PMTCやトリートメントなどを通じて、みなさまに「虫歯や歯周病にならない」人生を送っていただくことに、力を入れています。
虫歯や歯周病になるとどうなるか…
傷んでからなんとかすればいいや、と思っているとこういう事態になっていきます。
- 虫歯が深くまで進行し、治療が大変になる、温存も難しくなる
- 歯周病により、周囲の人に口臭の問題を引き起こす、心理的に辛い
- 歯周病になっていると早産のリスクが7.5倍になると言われます
- 咀嚼をさけるようになるため、ボケやすくなる
一生自分の歯で気持ちよく過ごされたいですか?
それでしたら、定期的にメンテナンスを行う「予防治療」がおすすめです。
予防治療の内容
予防治療は大きくは以下の流れとなります。
- すでに虫歯や歯周病があればその治療(まずは治さないと予防もなにもありません)
- 検査を行い、あなたに必要な予防を判断
- 必要に応じてPMTCを行い、ブラッシングでは届かない、磨き残されがちな「歯の溝」「歯間」「歯周ポケット」などを綺麗にしていきます。
- 歯磨き指導、生活習慣のアドバイス
後は3-4を患者さんの状況に合わせながら、定期的に繰り返していきます。
治療の内容は人それぞれ。年齢や生活習慣によって、どんな治療が効果的かは異なります。特定のやり方を押し付けるのではなく、お話を伺いながら、進めていきますのでご安心下さい。