この先生は「繁盛している人気の歯医者のほうが安心」という考え方は必ずしも正しくないと指摘する。「いい加減な歯医者ほど、何度も患者が繰りかえしやってくるから、気づけば待合室に人が溜まり、予約がなかなか取れない。
人気があって良い歯医者だと多くの人は思うわけですが、僕は違うと思います。むし歯がきちんと治せていれば患者は短期間のうちに何度も通わなくて済みます。」って
この先生、予防歯科を専門としているのになぜ歯周病に触れず、むし歯だけを言っているのでしょうか?
それに同じ場所、お口の中を4分割して同側同顎なら一度に済みますが、その他にむし歯が散っていればかみ合わせに大きく問題が出てきます。逆に1度にやってしまうことはとても乱暴なことです。これが始まりで色んなかみ合わせの症状が出て来院される患者さんがとても多いのです。
それだけではなく、歯周病は数週間放置するだけで年齢が高くなればなるほど深刻な状態になる事も多いのです。
その先生曰く「だからガランとして歯医者が良心的な治療をしている場合もある。」
確かにそういうところもあるかも知れませんが、良心的というのは何を持って、何を基準として良心的といっているのか。
それだけ見学をしているのなら分かりますが、私達は患者さんが転医してきて治療の中を初めて見ますからそこの歯科医院が混んでいるのか、ガランとしているのか分かりません。
私の考える良心的な治療とは治療の中身をしっかり教えてあげて、その結果をきちんと患者さん自身に示すこと、患者さんがしっかり体感することが自信を持って良い治療と言えるのではないかと思います。
【ひとこと】
木を見て森を見ず。
なんだかな〜
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