赤ワインやチョコレートに含まれる

「ポリフェノールは身体に良い」

という事を

あなたは信じますか?

 

ポリフェノールには 抗酸化作用があり、

体内の脂質の酸化を防ぐことで

老化や発がんの予防に有効と

思われています。

 

そもそもポリフェノールは

自然界に沢山存在していて

お茶に含まれるカテキン類、

大豆に含まれるイソフラボンなども

ポリフェノールの一種なのですね。

 

りんごやゴボウの切り口が放置していると

茶色く変色するのも

ポリフェノールが酵素によって

酸化したものなのです。

 

ポリフェノールは

一定の化学構造で定義されていますが、

ポリフェノールの中で

多種多様の物質が含まれていて

それぞれの性質も異なっています。

 

赤ワインに含まれるポリフェノールの一種

レスペラトールには、炎症、心臓血管疾患、

がんの発症予防に「何の根拠もない」と

アメリカのジョンズホブキンス大学では

結論付けました。

 

と言う事は、

ポリフェノールの効果は

今現在でも証明されていないのです。

 

このようにすでに

当たり前のように思っている事や、

広く受け入れられていることは

いくら「効果がない」と言われても

なかなか説得できませんよね。

 

これを「接種理論」といって

効果のないことを指摘されても

「証明されていなくても、

みんな身体に良いって言っているよ。」

となって簡単に説得出来なくなります。

 

実はこのマイナスな情報提供は

フッ素予防についてでも利用できるのです。

 

その結果、 自分の考えを更に強めることになるので

フッ素による予防意欲が湧いてくるのです。

 

「接種効果」とは、

予防接種から取ったもので、

身体の中にちょっとだけウイルスを入れて

身体を慣れさせて予防するという

インフルエンザワクチンと同じです。

 

患者さんにフッ素についての

デメリットをちょっとだけ話してあげると

メリットがより強固に定着するので

魅力がさらに出てくるんですね。

 

たとえば

「フッ素は劇薬ですが少量であると問題ありません。

それよりむし歯予防の効果は非常に大きいです。」

と言えばその効果はてきめんです。

 

逆に

「フッ素は予防の効果はありますが

それよりフッ素による将来の全身症状が

心配です。」と世の中の歯科医が言えば

効果は期待出来ないことになります。

 

事実は事実としてデメリットとメリットを

よく考えて●●素の輿望をしましょう。

 

もしかすると夫婦でも、会社の上司でも

いつも欠点をちょっとだけ弱く言っておいて

いざというとき良いところを大きく言えば

円満に事が運ぶのかもしれません(笑)