終息もままならない

厳しいコロナウイルスの感染が

未だ猛威を振るっている中

“ うつ病 ” が増加していることを

あなたは知っていますか?

 

全国の医師へのアンケートを行った結果

回答した医師のうち4割近くが

コロナウイルスにより環境の変化で増加

または悪化した疾患に

精神疾患を挙げています。

 

今回の環境の変化は

今まで経験したことのない大きな問題で、

過労やストレスがかなり蓄積したものと 思われます。

 

ではなぜ 過労や強いストレスが

うつ病を起こすのでしょうか?

 

実はこれも ウイルスが関係しているんですね。

 

これは東京慈恵会医大の研究チームが

ウイルス由来のタンパク質が

うつ病の発症リスクを

大幅に高めるということを確認したのです。

 

このタンパク質の存在が確認された人は

そうでない人に比べ12.2倍

うつ病になりやすかったといいます。

 

慈恵医大の近藤一博教授らは長年、

過労とウイルスの関係を調べ

過労が蓄積すると唾液の中に

「人ヘルペスウイルス(HHV)6」が

急増することを突き止めていました。

 

HHV6は、赤ちゃんの病気である

突発性発疹の原因ウイルスで、

ほぼ全ての人が乳児期に感染し、

以降体内に潜伏感染しています。

 

普段は出てきませんが、

体が疲れると

このウイルスは覚醒して 唾液中に出て、

その一部が鼻へ逆流し

中枢に到達して再感染を起こしていたのです。

 

再感染を起こすと中枢で

「SITH(シス)1(ワン)」という

タンパク質が作られ、この働きで脳細胞に

カルシウムが過剰に流れ込み

死んで行くことを実験で突き止めました。

 

これを人の血液で、

このタンパク質があることの証明になる

“ 抗体 ” を調べると

うつ病の患者の8割で確認されたのです。

 

またこのタンパク質の量も

健常な人に比べると

うつ病の患者で極めて

多かったのですね。

 

まだ、 はっきりと解明されたわけではありませんが

インフルエンザウイルスによる

異常行動なども脳細胞にダメージを

与えているのではないかと想像できます。

 

もしかすると 昨今のコロナウイルスによる

二次的障害も思ってもいないとろで

起こるかも知れません。

 

過労や強いストレスで 「

ウイルスに再感染する」のであれば

今起こっているうつ病も

もしかするとコロナウイルス感染症の

後遺症であるかもしれません。