新型肺炎ウイルスの死者が

中国本土で900人を超えました。

 

2002年から2003年にかけて

大流行した重症急性呼吸器症候群、

別名SARSの世界全体の死者数を

既に超えてしまったのですね。

 

現在でも中国をはじめとする各国で

隔離や検疫による対策を急いでいますが

大規模な流行を防ぐことが出来ず

封じ込めは難航しています。

 

これに伴って問題となってくるのは

予防なのですが

マスクがかなり品薄になっているのです。

 

私どもの医院にも

「マスクを分けてください」や

「たくさんあるんだから ゆずってもいいでしょ!」など

逆ギレする患者さんもいます。

 

譲れる状態ならばいくらでも譲るのですが

現在、マスクの注文をしても業者も

いつ入荷するか分からないそうです。

 

それだけでなく、この状態が続けば6月末まで

マスクが確保出来るかどうかも

わからいという状況なのです。

 

某大きな病院でもマスクの確保が難しく

いざと言うときにないわけにはいかないので

どう対処していくか皆無だそうです。

 

最近では病院に通院する際、

「マスクを着用してください」と

アナウンスしていましたが

今ではそれもありません。

 

結局今は自分で自分を守る方法を

しっかり作らなくてはならないのですね。

なので、当医院でもマスクに関して

今後の対策は 試行錯誤の状態ですので

マスクをお譲りできないことを ご了承ください。

 

そして大切なのはどのようにすれば

最も効果的なのかということです。

結論から言うと通常の風邪や

インフルエンザの予防と同じように

うがい、手洗いを徹底することです。

 

手洗いのための アルコールも不足していますから

石けんで十分な手洗いをすることを

オススメします。

 

新型肺炎の感染の仕方は

感染した人の咳やくしゃみなどで

飛び散った唾液などの飛沫を通じて

感染するとみられています。

 

また、ウイルスが含まれた飛沫が

周囲のものに付着してそこを別の人が触って

その手で口や鼻を触ったり

目をこすったりすることで

感染するケースがあります。

 

ただ、新型肺炎も風評被害もあり

恐怖心をあおるメールやSNSも

広がっているので

正しい情報にも注意していきましょうね。

 

ようはうがい手洗いを徹底するだけで

十分な予防が出来る事も

しっかり把握しておきましょう。