今月、8日、9日に小井川だるま堂で

古くなっただるまの浄焼供養をおこなう

恒例の “ だるま祭り ” があります。

 

実はだるまには

「ご利益の期限がある」という事を

あなたは知っていますか?

 

何でも叶えてくれる万能の縁起物ですが

ご利益の期限は

お守りやお札と一緒で “ 1年 ” と言われています。

 

願いごとが叶った場合には 基本的に

「古いだるまを浄焼供養して処分すること」が

良いと言うことです。

 

逆に願いごとが叶わなかった場合には

区切りとして新しいだるまを買って

新たな願いを込めます。

 

いずれにせよ

古いだるまは供養してあげる事で

次の縁起につながりますので

古いだるまは処分しましょうね。

 

だるまは仏教の僧侶である

達磨大師をモチーフにしていますから

臨済宗か曹洞宗のお寺やだるま堂で

供養してあげることがベストです。

 

お寺での供養は、読経をあげながら

“ お焚きあげ供養 ” がなされます。

 

お焚きあげ供養は、

人形などの魂が宿ると言われているものを

「火によって浄化して、天にお返しする」

という古くから行われている 供養なのですね。

 

単なる縁起物の処分かもしれませんが

仏教で、この縁起のことが

「因果の法則」として語られています。

 

つまり、自ら行動を起こせば

その結果がついてきて

行動を起こさなければ

何も起こらないという事なのです。

 

1年のみのご利益である縁起物の

だるま供養も、その1年を振り返り

新しいだるまを買って

これから1年どのように行動するか

その誓いのためのだるまだと言えるのですね。

 

お口の状態も同じ事がいえますよね。

 

お口のケアをせずに

歯周病に陥ってしまったり、

むし歯になってしまったり

ついにはお口に中が崩壊するなど

まさに因果の法則がついてまわります。

 

縁起もお口の中のケアも原因を見つめなおし

よりよい結果をもたらすように

していきたいですね。