今日は  “ 初閻魔の日 ”といわれていて

旧暦の1月16日と7月16日に

地獄に落ちた亡者達も罪を逃れ、

骨休みできるという

ありがたい日なのですね。

 

かつて、昔の商家に住みついていた

奉公人が実家へ帰ることが出来た

藪入りの日にもあたるので

人々の多くは閻魔詣でに

出かける日でもありました。

 

逆に閻魔様を祀るお寺では

地獄絵図を掲げて地獄の

恐ろしさなどを説いていたのですね。

 

浄土真宗以外の仏教では死後に

閻魔様が次の世に生まれ変わるとされる、

六道という 地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天に

ふるい分けると言います。

 

つまり、閻魔様は地獄の最高裁の 裁判官であり

地獄と天国の主で

死後の世界の王として死者の生前の罪を

裁く神として知られています。

 

昔、私は子どもの頃

「ウソをつくと閻魔様に舌を抜かれるぞ!」

と親に叱られ、

閻魔様を非常に恐ろしく感じたものです。

 

でも、今の子ども達には

そんな事は全く通用せず

むしろ笑い飛ばされてしまいます。

 

何故か私も考えてみましたら

世界を動かす政治家が

平気でウソをつくような

二枚舌、三枚舌を持っているからかも

知れません。

 

これじゃあ、閻魔様に舌を抜かれても

次から次へと舌が生えてきますから

何も恐れ苦ことが無いわけですよね(笑)

 

世の政治家も閻魔様を恐れるような

そんな時代になれば

もっと住みよい世の中に

なるかもしれませんね(笑)