昨日、一昨日と日本各地で

成人式が行われましたよね。

 

今年は大きな混乱もなく

成人式が行われたようです。

 

私達のこの地域でも

初々しい新成人が町を歩く姿を見ると

私も「年を取ったなぁ」などと感じます。

 

ところで、再来年の成人式は

１８歳からが新成人となります。

 

各自治体も

今からその対応に追われているようです。

 

例えば、成人式は１８歳からではなく

２０歳の祝賀式として

成人式の名前を変えたり

基本的に成人はあくまで２０歳とするという

自治体もある様です。

 

そもそもなぜ成人を１８歳にするのか

正直理解に苦しむところがあります。

 

 

その条件は現行の２０歳とは あまり変わらず、

ある意味、国の都合が良いものばかりが

１８歳成人対象になっているだけなのですね。

 

しかし、飲酒や喫煙そして公営ギャンブルは

現行のままでも私は良いと思うのですが

最も問題があるのは、

少年法の適用年齢ですが

未だ議論が続いてなにも決まっていません。

 

成人ならば

自己判断で自分に責任持つ事ですが

少年法の適用年齢を引き下げた場合、

更正のあり方など

成人と同じようにするべきですよね。

 

現に、２０歳前ならば

「罪が軽くなる」事を意識して

犯罪を犯す者もいて、

「殺人事件を起こしても すぐに出られるし、

はくがつく」などと 豪語する者もいるのです。

 

成人という定義を上げるのなら

当然罪状も同じにしなければ

何のための１８歳成人なのか

解らなくなってしまいますよね。

 

実際１８歳成人とは言っても制約があります。

 

出来る事は

携帯電話やクレジットカードの契約が

一人で出来る事、

親の同意なくローンが組めることや、

民事裁判を一人で起こせる事です。

 

国も強引に政治的な意図のある成人にせず、

本当の意味ある１８歳成人を

考えてもらいたいものです。

 

日本のルールは民主主義国家なのに

何故か特定の人の利益になるようなルールが

多すぎるような気がします。

 

歯科もそうですが、

いつか大きな問題が起きても

おかしくない状況です。

 

薬害エイズの時のように

誰か一人の責任に押しつけて

トカゲの尻尾切りに

ならない事を願うばかりです。