2020年を迎え、本格的に仕事を始める方も

非常に多いことと思います。

 

そして、今回はとても長い連休でしたから

休み疲れで体が動かなくなるそんな年開けでもあります。

 

こういう時は体もだるく、

抵抗力も落ちて風邪を引きやすかったり、

インフルエンザになりやすくなりますので

十分注意が必要です。

 

特にインフルエンザのA型は

非常に強い感染力をもって広がりますが

あなたはA型インフルエンザが

非常に怖いウイルスだと言うことを知っていますか?

 

A型インフルエンザウイルスは、

他のB型、C型に比べ症状が激しい型なのです。

このA型は、インフルエンザの強烈な症状が

出やすい型であると考えられているのです。

 

症状は38℃を超える高熱、肺炎を含む、

深刻な呼吸器系の合併症、

ものを飲み込むことが困難なのどの痛み、

脳炎、脳症の合併症を引き起こすこと、

そして関節痛、筋肉痛があります。

 

通常、一度インフルエンザにかかると

回復の過程でそのウイルスに対する免疫が体内で作られます。

 

しかし、A型はウイルスの形をどんどん変えて進化するので

新型のウイルスが新たに出来てしまうのですね。

 

そのため、流行前に作られたワクチンは

新型になったウイルスは構造が違うために

一度A型インフルエンザに対して抗体が出来ても

再びインフルエンザにかかってしまいます。

 

毎年、厚生労働省の指導でそのシーズンに流行する

ウイルスに合わせてインフルエンザワクチンが製造されますが

製造されたものとは

別のウイルスに進化してしまう事もあるのです。

 

つまり、予防接種してもインフルエンザにかかってしまう

と言うことなのですね。

 

そして怖いのは近年話題になった世界的に流行し

致死率も高かった

「鳥インフルエンザ」「豚インフルエンザ」なども

A型インフルエンザウイルスに含まれます。

 

ただ、予防接種は無駄かというとそうでもなく、

新型ウイルスに進化しても元が一緒であるために

症状が軽くなると言われています。

 

しかし、薬が進歩すれば、するほど

ウイルスも進化しより強力になっていくので

自己防衛する環境をしっかり整えなくてはなりません。

 

これからセンター試験や高校入試などの

受験シーズンですから風邪、

インフルエンザには十分注意しましょうね。