約1ヶ月ぶりの投稿です。
先月、中華料理店に入り先月号の週刊ポストが目に入りました。
その中に「プロフィールに専門分野がなければ要注意!」
「医科同様に、歯科にも治療ごとに高い専門性が求められる。」というのがありました。
確かにホームページなどにざっと経歴などを書いているところもありますが、
歯科医院の表記は歯科一般、小児歯科、矯正歯科、口腔外科だけなのですね。
一般歯科は別に表記しなくても●●歯科医院、●●歯科クリニックなどで十分ですが
別に専門でなくても小児歯科も矯正歯科も看板には表記して良いのですね。
逆に予防歯科という表記はしていけないのですね
ただし、長野県の場合、抜歯程度で口腔外科と表記してはいけないとか言っていますが。
最近はホームページでも規定が厳しくなって、自分のところで治療した治療前、治療後の写真を載せてはいけないようです。
益々本当に良い治療か見分けが付かなくなってきていますよね。
ただ、「専門分野がなければ要注意!」としていますが、
私の考えは歯科は医科の一部であってその全てを担うものだと思っています。
つまり、医科で言うと内科に胃腸科ではなく胃の細かい部分に分けて噴門科、幽門科、胃体科、胃底科などに分けるという事です。
歯科が医科と分裂したために医科のマネをして色んな科を作ってしまった気がします。
元に、大学では全く機能していない診療科があるくらいですから。
一番大切なのはいかに歯を残すことです。何でもない口腔内を予防といって歯ブラシの指導を定期的にするのではなく、いかにこれから歯を残すか、どのようにすれば良いか考える事で、むし歯が出来て怒ってみたり、歯周病が起こって原因も探らず歯ブラシが悪いといって責めることが予防ではないのです。
まずは「抜かずに治す」こと。その為に口腔内全体を観て治療計画をたてて今後どのようにするのか考える事が大切なのですね。
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